ショートエッセイ いきもの語り

年老いた猫が寝たきりになり、見送りました。3年間このブログを開くことを躊躇っていましたが、コロナ禍で感じ続ける生きていることの奇跡と感謝をあらためて綴ってみようと思います。

働く小鳥

鳥たちの恋の季節です。
キジバトの男子が女子に首を振ってアプローチをしていたり
電線の鳥たちが2羽ずつきれいに分かれていたり。
おやおやと微笑ましく見ています。
 
 一昨日、公園の高い樹木のてっぺんに不思議なものをみつけました。
カマキリの卵にしては大きいし、鳥の巣にしては小さいような。
遠目なのでよくわかりませんがおそらくゴルフボールより少し大きいぐらいのものです。
 
写真に撮って拡大して見てもらったところ、メジロの巣ではないかということです。
そういえば昨年、風に吹かれたのか地面に落ちているものを見かけました。
上手に編まれていて、中には丁寧にコケが敷いてありました。
昨日の雪や風が心配だったので様子見に行きましたが、大丈夫そう。結構頑丈に作ってあるのでしょう。
鳥たちが出入りしているところにまだ出会していませんが、家を準備して、さあこれから子育てを。というところですねきっと。
 
気にして見ていれば口に小枝を加えている小鳥に出会うこともある、そんな季節です。
働く小鳥を見かけたら、がんばれと声をかけることにしましょう。

#小鳥 #巣作り #恋