ショートエッセイ いきもの語り

年老いた猫が寝たきりになり、見送りました。3年間このブログを開くことを躊躇っていましたが、コロナ禍で感じ続ける生きていることの奇跡と感謝をあらためて綴ってみようと思います。

オオタカも住宅難?

今週、偶然オオタカを見かけました。
都内住宅街の真ん中にある自然保全地区です。
2日続けて姿を見かけ、しかも2日目はつがいだとわかったので
今朝もその姿がないか確かめに行きました。
春の営巣時期なので。
 
朝から暑すぎ。いないかもと思って待つこと1時間。やっぱりかと帰ろうとしたら現われてくれました。2羽一緒に。
一昨日あんなにカラスの大群に追われていたのに、やはりここに営巣する気満々なようです。
 
この後、オスが飛び去ったのに、メスはじっとその場にいました。
 一昨日の行動を思い起こすと、オスがきっと戻ってくるはずだと思い、
私もメスと一緒にオスの帰りを待ちました。
その間27分。
帰ってきたオスは、メスのいる枝の斜め下にとまり、
枝をついばみはじめました。
メスもそれにならって自分の足元を削りながら、何やらオスに話しかけています。オスもそれに応えて。
いったい何を話していたんでしょうね。
 
間も無く2羽は一緒に飛び去っていきました。
本日の観察はここまで。
この観察、この春いっぱいやめられそうにありません。
彼らが現れる限り、ではありますが。子育ての姿を見てみたいものです。

つがいのオオタカ