ショートエッセイ いきもの語り

年老いた猫が寝たきりになり、見送りました。3年間このブログを開くことを躊躇っていましたが、コロナ禍で感じ続ける生きていることの奇跡と感謝をあらためて綴ってみようと思います。

晩秋こそ

木の葉が光を透す季節。

舞い落ちた枯葉を一枚一枚かき分けて頭を出すキノコ。

剥き出しになった枝の間から鳴き声を届けてくれる小鳥たち。

都会にぽつんと残された雑木林では、秋そしてどんどん深まっていく冬こそ、地上に生きているモノがたくさんあるのだと知ることができる季節。

そんな風に感じて、毎日どきどきしはじめています。

雑木林の秋

枯葉の間に

今年もここにジョウビタキ