ショートエッセイ いきもの語り

年老いた猫が寝たきりになり、見送りました。3年間このブログを開くことを躊躇っていましたが、コロナ禍で感じ続ける生きていることの奇跡と感謝をあらためて綴ってみようと思います。

らしくないバラ

要冷蔵で届きましたよ。
暑い日の午後3時に。
つぼみがもっと開いたら、
違う顔を見せてくれるのでしょうね。

暑い暑いとうだっていたのに、
この花の到来で一気に元気になりました。

これ実は、全部バラ。
バラらしくないバラを作っている農園から取り寄せました。
中には、某酒造メーカーが開発した「青いバラ」と同じくらい「青い」ものもあります。
こちらは、科学技術ではなく、
時間と感覚をかけ合わせて青くしたとか。

花びらの枚数も、バラらしいバラより多かったり少なかったり。茎もか細い。
こういう草花に近い花を求める人、
今、多いそうです。
時折吹く少し涼しい風に揺れています。

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らしくないバラ