ショートエッセイ いきもの語り

年老いた猫が寝たきりになり、見送りました。3年間このブログを開くことを躊躇っていましたが、コロナ禍で感じ続ける生きていることの奇跡と感謝をあらためて綴ってみようと思います。

変な生き物?

「キリンってほんと変な生き物ですよね〜」
と編集マンさんが言うので、そういえばそうかと私もうなづきました。
キリン、この地上で生きるの、たいへんそうな構造をしているけど、それなりにうまくできているのが面白いです。

変な生き物
たいへんそうな生き物
は世の中にたくさんあって、例えばキノコなんかも、おそらく地上で最初の頃にこんな生き物がいたに違いないですが
きっと何か彼らなりの楽しい瞬間とかもあって、
だからきっと胞子の運搬を風に手伝わせてこの地球上で数を増やしているのでしょうね。

シロツチガキなんかは、木の葉が溜めた大きな雨粒とか、動物の足とかに押されることが子孫を残す方法。
よく考えたなと思いながら、まあ、考えたわけじゃないだろうが、とにかくいろんな方法がこの地球上で試されてうまくいった結果が、
今私たちの目の前で展開されているのだと思うと
愛おしくならないわけにいかないのです。

シロツチガキ胞子を飛ばす