今週は、ほんとうに雨に泣かされました。
仕事場に行くのに足元はぐしょぐしょ。
電車も不規則。いつも満員で、右往左往。
自分が行き来する不便さはまだ耐えられますが、いちばん気掛かりなのが、住宅街の中にある保護林が土砂災害を起こさないかということ。
仕事中も警戒情報をチェックしてしまいます。
高低差20mの崖線上にある保護林は、
自治体の方と一緒に常に災害対策計画を練ってはいるのですが、数十人のボランティアと、数名の自治体職員の方々だけでは十分な手が打てません。
崖の上にも下にも住宅があります。
大雨のたびにどうかこの雨で何事も起きないようにと願っています。
万が一のことが起きてしまったら、
人への被害ももちろんですが、
貴重な生物が多種存在できているサンクチュアリをなきものにしようという意見が出てこないとも限りません。
周囲に住んでいらっしゃる方々は、あまり関心を持たれていないようですが、どれだけ貴重なものがここにあるのか、
それを知ってもらうことも、私たちの大切な任務だと思っています。
とは言え、貴重すぎる動植物の存在を明かすと
入り込んで持ち出す人もいるとのことで、公開もままなりません。
人って、いったいどんな生き物なのか。
雨続きの中、頭の中がぐるぐるしています。